36歳の時、母がステージ4の癌を診断され、抗がん剤、手術、放射線治療の後重度障害者になり、

その4ヶ月後、父に肝臓癌とアルツハイマー型認知症の診断をされ、突然両親の介護が始まりました。

仕事と子育て、病気の不安と恐怖にいつも緊張状態でした。

これまで経験がないことに加え、不眠や味覚障害になったり、いずれは死に直面するという先が読めないことへのストレスは計り知れませんでした。

7年が過ぎた頃、友人がヨガに誘ってくれたのがきっかけとなり、子育てと介護の合間にヨガに通いました。

リラックス系のヨガでしたが、様々なポーズをする度に全身を動かすことに驚き、自身の体が動かないことにも驚きました。

最後のシャバアーサーナ（仰向けで寝てるポーズ）の時、溢れる涙が止まらなかったことを今でも覚えています。

身体の緊張が緩み満たされた時間に幸せを感じ、１年後に介護者や頑張っている人達に寄り添えるヨガをしたいと考え資格をとり、

その翌日からヨガスタジオをオープンしました。

また、多くの人がヨガのポーズをとりやすくするために、独自のメソッドで整体法を取り入れました。

このヨガ整体によって、身体の歪みを整え、緊張を取り除き、感情解放していくことができます。

すると、みなさま心穏やかに輝くような笑顔になっていかれます。

その笑顔を増やすことが私の喜びでもあり役割だと思っています。

わたしは、ヨガ整体で不調が改善され感情のコントロールができました。

そのおかげで、介護生活15年間、疲れやストレスを溜め過ぎず、最後まで愛しい想いで親孝行ができました。

私の経験を通じて、心の在り方や自己受容の大切さを伝え、

ご縁のある方の人生に良い影響を与えられるような存在でありたいと思います。

誰よりも優しく自分に寄り添い

誰よりも厳しく自分を鍛え育む

ヨガを始めるきっかけは人それぞれですが、

心穏やかに笑顔溢れる日々を過ごすことができるお手伝いをさせていただけたら嬉しいです。